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  • Writer's pictureYuko Igarashi (五十嵐夕子)

ルーマニア国際会議に参加して…

アメリカ、コロラド州デンバーで行われた APPPAHの国際会議から1年が経とうとしています。 あれから沢山のご縁を頂き、私は現在 胎内記憶教育協会の国際コーディネーターとして 池川明博士と共に海外へと胎内記憶の情報を発信しています。 これは少し前になりますが、2020年9月25日にルーマニアの ブカレストで行われた国際会議についてご報告します。 国際会議テーマ

2020年 周産期の健康に関する国際会議

心理的、社会的、医学的なアプローチ



この周産期の健康に関する国際会議というのは ルーマニアで開催するのは初めての試みだったようで、 学際的にあらゆる分野からの発表者が40人。 ヨーロッパだけでなくオーストラリアと日本からの発表があり、

そして20時間の発表は9月25日と26日の2日間で行われ、 参加者は延べ150人。 ほぼ医療関係者の方々のご参加とお聞きしました。

そして世界的にもこの分野では広く知られている

胎内記憶研究第一人者である産婦人科医であり医学博士でもある

池川明博士と2人で参加となった経緯を書かせていただきます。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 2018年12月、名古屋市の中部大学で執り行われた

人体科学会第28回大会

「我々は:どこから来たのか・何者なのか・どこへ行くのか」で

五十嵐夕子が企画書を提出し、採択されました。


当日私は司会進行役を務めながら、

ドキュメンタリー映画「愛の地球(ホシ)へ」の監督であり

スピリチュアルセラピスト/クリスタルボウル奏者の海響(MIKI)さんと、

胎内記憶を取り入れた幼児教育をされているスコーレの土橋優子先生と、

胎内記憶と表現アートセラピーを融合させた表現アートセラピーの

新しい可能性について広沢そうさんと、

そして私自身は宇宙意識と胎内記憶との関連性を 科学的な見地により読解する試みを発表。

各自の発表の後に大会会長である大門正幸博士と池川明博士を舞台にお迎えし

シンポジウム形式で今後の世界における胎内記憶とは?というトピックスで グループ発表として90分、お話をさせて頂きました。 そしてこの中部大学の人体科学会で発表から 更にこの内容を発展させ、 長年池川明博士と大門正幸博士の研究されている

胎内記憶を世界に伝える為の第一歩として、

APPPAH (出産前・周産期心理学)の国際会議に於いて

日本で胎内記憶をベースにご活躍の皆様と共に

五十嵐夕子が発案・企画者として、

池川明博士の指揮により、

総勢12名の発表者と共に日本と中国の合同チームとして発表


この国際会議前日には8時間のワークショップ。

そして国際会議中に2時間の分科会の時間枠の中で発表し 更に映画『かみさまとのやくそく』の上映会を2回開催しました。

私達日本チームは、「日本に於ける胎内記憶研究の歩み」と

「社会現象として浸透しつつある胎内記憶とその歴史」

そして「20年に亘り各分野の方々がどの様な方法で 胎内記憶のコンセプトを活かし、ご活躍をされているか?」 などについて語りました。 日本チームの発表の内容は、 池川明博士     胎内記憶の歴史と最新情報

町田明生晴先生   アドラー心理学、胎内記憶に学ぶコミュニケーション 土橋優子先生    胎内記憶:言葉を介さないコミュニケーションと幼児教育

長南華香先生    胎内記憶から見るママへの愛のお土産 

海響監督     クリスタルボウルで胎児と対話

上田サトシ先生   胎内記憶を呼び起こす瞑想とSpirutual Midwifery

横山卓先生     東洋医学と周産期におけるネッシンケア

Yuko Igarashi     日本に於ける胎内記憶活動全般


中国チームの発表は、 中国でトップクラスの 北京協和医科大学付属医院の馬良坤教授が代表として

出生前教育:調和のとれた家族の基盤と

マインドフルネスを取り入れた出産について発表。

そして2019年ミセス・グローブコンテストで Lady of the Globe賞を見事受賞されたSammi Yingさんは、

周産期そして産後のケアを

まるでアフタヌーンティーを楽しめるサロンのような

オシャレな施設(Bliss Mom)で受けられるサービスを

中国深圳を拠点に展開していらっしゃる方で、 出生前教育:新しい家族のための調和のとれた基盤の作成 を発表しました。 この国際会議から帰国後に、 とても沢山の方々からのメッセージを頂きました✨ APPPAHの会議にご参加して下さった方だけでなく、

私たちの発表内容や日本の胎内記憶に関して 全くご存じなかった方からもご意見やご感想を頂き、 まるで世界の次世代への希望を感じて下さるような 皆様からのメッセージにただただ感謝の思いが深まりました。 そんな沢山頂いたメッセージの中で とても嬉しかったのは ギリシャのEleni Potnia Skrekou さんからのものでした。 そして彼女は矢島めぐみさんの「ママへ」をギリシャ語へと訳して下さり 本当に素敵な動画が仕上がりました✨ そんな情熱的なEleniさんは、コロナで変わってしまった私たちの日常の中から みんなの心に響く内容を発信しなければ!と思い立ったそうです。 そして企画された#AlternativePerspectives という ライブインタビュー番組がFacebookとYouTubeで配信され、 なんと光栄なことに彼女の5月31日のエピソード5の中で Tapping in the Wisdom of the Unborn Human (胎児の叡智へのアクセス)と題し、 私が胎内記憶を紹介するという事で単独でゲスト出演しました。 その直後のエピソード7は非常に特別で、 エネルギーのシフトする夏至の日に Prenatal Memory as an agent for social change (社会変革のためのツールである胎内記憶)というテーマで 池川明博士と共にゲスト出演させて頂きました。 Eleniさんは参加者の方々の質問を私達に聞いて下さったり、 本当に沢山の内容を話させて頂くことが出来ました。 このエピソード7では、とても感動的な出会いがあったのです。 ルーマニアにお住いのモニカさんという方が池川先生へ質問して下さり、 彼女の流産の体験をライブ配信中にシェアして下さったのです。

池川先生の答えはモニカさんの心に響き、 感謝のメッセージを頂きました… そしてそれをきっかけに始まった交流は更に発展し、 モニカさんのおかげで彼女のお住いのブカレスト・ルーマニアで行われる 国際会議に参加することが出来たのです…。



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