2017年1月から3月に藤枝市で募集された起業講座を受講してから、少しずつ自分が目指したいのはどんな生活なのか?と問い続けながらの毎日色々考えながら子育てをするという日々を送っていました。
成人してアメリカに一人暮らしをしている息子と、とても手のかかる2歳の娘の母として、日本在住のアメリカ人として、そして何よりも定年退職を迎える夫と一緒に家族3人が幸せに過ごせる生活ってどういうものなのか?と問い続けながら答えを模索しながら1年が過ぎ、2018年2月1日に遂にClearMindとして起業致しました。

起業講座で学びながら私が目指したのは、良くありがちな「英会話レッスン」をしようというアイディアでしたがこれは「差別化」をするのが難しいので起業しても成功しないだろうというアドバイスを頂きました。
「私の様に19歳でアメリカに飛び出してしまうと、日本の企業で普通に雇用してもらうという可能性は少ないですよね。いくらアメリカで4年制の大学を卒業したからといっても、私がアメリカで培ってきた経験や知識というのは帰国子女よりも扱いにくい、自己主張の激しい人材であることには変わりはありません。こんな状態では、どの会社にも喜んで採用される事はないですよね。」
これからの私達には何が必要なのか…
そう考えた時に起業して目指したい目標を高くする事と、社会起業家として活動していきたいという想いが次第に強くなっていったのです。
Visual Catalyst(ビジュアルカタリスト)という選択
米国ワシントン州立エバーグリーン大学での勉強は、毎学期独自に学びたいフィールドについて研究課題を創作し、その学習内容を指導してくれる教授を探し、最終的には大学側に研究内容を交渉をして許可を得た後に、研究発表を日本からするというアメリカでも珍しい学習形態で卒業をしました。
そして研究内容はその時に自分のココロを揺さぶるテーマを題材に取り上げました。
伝統的日本文化の異文化交流団体に於ける日本の礼儀作法について
啓発と暗示:神性とジェンダーの印象の歴史上の変化
アーティストになるための考察
表現アートを使った個性の伸ばし方
アートと日本文化と意識の変革:身体と心の繋がりとは
東洋と西洋の統合的医療とは
健康的な生活:放射能と私達~東北大震災後の日本に求められる新しい社会の在り方
Visual Catalystを目指して:自分自身の源泉を探して
相対的な教育と未来の表現アートを駆使した新しい教育の在り方についての考察
そして最終的に辿り着いたのが、アートと胎内記憶をベースとした教育の融合で創り上げる新しいサステイナブルなコミュニティ創りへの夢の種が長い時間をかけて概念として創り上げられました。
そんな机上の空論を実現してしまおう!という大胆な試みがこのVisual Catalyst Projectなのです。 アーティスト達の、アーティスト達による、アーティスト達の為のギフトエコロジーの在り方を提案していきます。
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