

意識的な妊娠と子育て いのちの記憶に還る旅
いのちは、うまれる前からはじまっている。
このページは、妊娠・出産・子育てという時間を通して、
「いのちはいつからはじまるのか」を見つめ直すための入り口です。
私たちは長いあいだ、いのちのはじまりを「誕生」として捉えてきました。しかし近年の研究は、胎内での体験がその後の発達や感情、人との関わり方にまで影響している可能性を示しています。
同時に、言葉では説明しきれないかたちで、うまれる前の記憶や、意識のつながりを感じている人も少なくありません。
いのちは、どこからはじまっているのか。
そして私たちは、それにどう関わることができるのか。
ここではその問いを、科学と感覚という二つの視点からたどりながら、ひとつの具体的な入口へと向かっていきます。
その入口のひとつが、「胎内記憶」です。

いのちのはじまりは、
本当に「誕生」なのでしょうか。
科学から見つめることも、
感覚からふれてみることもできます。
けれど、そのどちらもが指し示しているのは、
「生まれる前からのつながり」
というひとつの可能性です。
この問いは、二つの方向から見ることができます。
胎内期の大切さ
–胎内期の発達・研究を見る
赤ちゃんがお母さんのおなかにいる時間は、単に身体がつくられる期間ではありません。近年の研究では、胎内環境が脳の発達やストレスへの反応、対人関係の土台にまで影響する可能性が示されています。
たとえば、お母さんの感情や声、身体の状態は、ホルモンや感覚を通して赤ちゃんに伝わり、その経験が「世界の感じ方」の基盤になっていくと考えられています。つまり胎内期は、
「安心できる世界なのか」
「自分は受け入れられているのか」
といった感覚の出発点でもあります。
そしてこの視点をさらに進めていくと、ひとつの問いに行き着きます。
赤ちゃんは、その体験を 覚えている のだろうか。その手がかりのひとつが、子どもたちによって語られている「胎内記憶」です。
まずは、胎内という最初の環境について見てみてください。