なにげなく過ごしている日常生活の中で神秘的な現象は沢山起こっていますが、私達は忙しい毎日の生活の中でそういった現象があることすら忘れ去ってしまいます。私達がその神秘的な　現象を知りたいと思う「情熱的な心」と「探求心」さえあれば、いつだってその甘美な世界を垣間見ることができるのです。

子供たちは「今、ここ」という感覚しか存在しない「私達の未知なる世界」からこの地球上に到着したばかりなのですが、残念なことに彼らは誕生の瞬間から「常識」という観念を少しずつ覚えていくうちに、それらの素晴らしい知識を心の奥底に隠してしまいながら、次第に神秘的な世界の存在さえも忘れ去ってしまいます。

日本では池川明先生や、大門正幸先生のような意識の最前線で研究をしている方々が、思考の柔軟で勇敢な色々なフィールドの研究者達と一緒に手を取り合っていくうちに、「人間の知らざる知的感覚の可能性」を解明する瞬間がやってくるのかもしれません。

そして私たちは、人類という種族の「途絶えてしまった臍帯」が「宇宙空間という広大な子宮内膜」に繋がる神秘の瞬間の目撃者になれるのかもしれません。